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2010.03.28 (Sun)

あっかんべぇ一休㊦

下巻

葉や小枝がクスクス笑い
林がサワサワとおしゃべりしてる
森全体が大波のようにうねって叫ぶ・・・

とても奇妙なんだ

私に・・・
だあ~~れも一つも注文をいわないんだ
だあ~~れも文句をいわん

アハハ・・・
そりゃそうだよ 木や鳥だもん

川はザーザー流れている・・・

私は聞きながらいつの間にか耳になっていた
いや 違う
"音"になっていたんだよ・・・



御仏のお力でどうか皆が病にかかりませんように!
商いが繁盛しますように!
この子の頭が良くなりますように!
井戸水が枯れませんように!
それから安産でありますように!
家族仲良く平安でありますように!

はあァ・・・
これはまたずいぶんと願い事がおありだ
平安を叶えてあげましょう
今言った心配のタネ全部忘れなされ!!


見るごとにみなそのままの姿かな
柳はみどり花は紅・・・


仏の道にはたどり着く先などないヨ・・・
あると思う事がどれほど人を惑わしていることか・・・


そうげんさん・・・
出家は世を捨てると言うが 
私は境がとれたのだと言いたい

私は世を捨てたのではない
世に戻ったのでもない

私の心は三千大千世界に広がったんだ
垣根が消えてしまったのだ!


人は仏になろうと思うより
仏でいればよいのだ

だが邪魔する者が・・・

もう一人の自分が・・・
邪魔をするのだ・・・


凡夫どもには"偶像"こそ断じて必要なのじゃ!!


生は・・・
生きることはすばらしいものなのだろうか・・・
心安らうのはつかの間だ・・・

死は・・・
悪いものだろうか・・・


人が平安を求めるのなら
争いも受け入れねばならない

それは葉の表裏のように張りついている・・・

えっ

争いをなくしたいなら 平安も求めぬことだ
平安と言う夢を・・・信仰を・・・!

この世は夢と夢がぶつかり合っている・・・


出典:あっかんべェ一休(下巻) 坂口尚 株式会社講談社


【More・・・】

凡夫どもには"偶像"こそ断じて必要なのじゃ!!

と言った、ようそう和尚はこの世は夢、まぼろしという。
価値ある目標使命があればこそ
人間は生きる意味を見出せると言う

偶像の部分は色々と具体的なものに置換できる
僕はこう置換してみた
一般で良とされるモノ
そっちの方向に行くのが人生なのか?
それが生きる意味なの?
わからないわからない。
取れないブドウはすっぱいの?
わからないわからない。

僕の心も三千大千世界に羽ばたきたいです。
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